隠居僧(老和尚)「パートナーの難病介護の日常」

不慣れな家事全般と介護等の老僧の主夫?

 パートナーの難病(オリーブ橋小脳萎縮症)の介護生活と愛犬の独り言?

お盆の行事!先祖さんを背負って帰る?の?

朝 5時起床  晴れ  気温 28度  朝から蒸し暑い~
ワンちゃんは今朝は 余り歩きたがらない~~?
パートナーは 「濡れた!」の一言
   今日も 洗濯爺さんから始まり~~   これが 普通になった?
今日 13日 お盆! 朝 から 仏壇に手を合わせ~~
   お墓へ~~  お墓の場所は日当たりが良いので朝のうちにお参りしないと 日中は暑くてお参りにいけない? 今日までお参りできなかったので~~ 隅っこ 石碑の間 等 枯れ葉が集まって層をなしていた? お掃除とお墓全体を綺麗に洗ったら 自分の心まで洗ったようで気持ちがすっきりした? もう ご先祖さんは帰って来ているだろうか? 多分
 「今年は暑いなあ~~ 陽が暮れるまで 涼しいところで 休んでおこうか? 夕方 涼しくなって家に帰ろうか?」と話しているかも?


大阪のある寺に住持していた時には  この13日 夕方 各檀家さんは自分とこのお墓にお参りをして お寺に寄り そこで お経さんを戴いて~ 各自 ご先祖さんを 背中に背負って帰る?という習慣でした! だから お寺から 帰る時には 真っすぐ!他へ 寄ったらだめ!と言われておりました? この習慣はかれこれ400年以上 続いていたそうです? 因みに お盆明け16日には 逆に背中に背負って お寺にお参りし お墓に送る・・ と逆コースをしておりました!  このお寺の檀家さんは何百年もこの地に住んでいる人たちで非常に昔からの習慣を大事にしていて お盆みたいに 年中行事は特に大切に昔からの通りに過ごしている場所でした! 檀家さんのある お家では仏壇にお供えするもの 飾り方 毎日の 仏壇の御給仕等 昔からの決められたことを忠実に行っている人もおられました? 又  愚僧は檀家さんの中でも特に旧家と言われるお家の古文書を見せてもらったのですけど*:* 解読するのに大変でしたけど
 その中にはお盆中の 13日 14日 15日 16日の仏壇にお供えする品物 & お霊具膳の内容まで決められており そして お参りの作法まで書いてありました?
 昔の人は これをきっちり行ってきたのだから・・大変を通り過ぎて 窮屈で敵わなかっただろう?と思いました? 因みに この旧家は あの明智光秀方の武将で 明智が 滅びた時 その家も絶えかけたけど・・ ある古文書に 「秀吉への詫び状」というのが 残っており これにて 秀吉に許され 現在まで続いている家系です!余談
 ともかく 愚僧も伝統教団のなかで 今まで生きて来た! 
これら習慣 風俗等 の中で過ごしてきた愚僧は~~  
今 お寺を任せて 退いて 心の中には  ぽっかり  穴が空いたみたい!
ね  ワンちゃん  
ぼくちゃん 散歩中  他の匂いが気になって~~
      これも 犬族の習慣! 
      でも日中暑いから 陰を陰を歩くんだ~~
      足が焼けるみたいに熱いから~~ でも 散歩は好きやし~

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