隠居僧(老和尚)「パートナーの難病介護の日常」

不慣れな家事全般と介護等の老僧の主夫?

 パートナーの難病(オリーブ橋小脳萎縮症)の介護生活と愛犬の独り言?

 介護が主体の日々の始まりかな?

ぼちぼち 介護主体の日々の生活が始まります・・ と言っても まだお寺の引継ぎもまだだから 住職の寺務もあり、てんてこ舞いの生活が三月終わりまではある訳です。お寺の住職は自分の代わりがないので 健康に留意して僧侶らしく? 聖職者?らしく・・日々の生活は自分で自分を管理しないといけないんだけど・・・(まわりを見渡せば チョット 顔をしかめなければならない住職もいるけど!! ←影の声→そりゃ あんたやろ~ 納得納得) ともかく 主婦業× 主夫業と住職 二役 こんなに器用じゃないから 片方すれば 片方抜ける 情けない自分が見えます。 でも 必要にせめられているから するしかないでしょう(*!*)
 介護の話にもどり  ケアマネージャーさんの説明から・・介護ケアーの初めとして 先ず 市役所の福祉に行き 介護認定の申し込みをして ・・ しばらく して 介護認定のための面接 担当者が来て色々体力検査 立ったり座ったり 歩いてみたり 一人で衣服が着られるか 等々 日常生活がどれぐらいできるか? 調べに来ました。 なんでか?この時は普段できないことが出来るんです?  そして 通知が来ました。 現在のところ 要介護1でした。 妻の病気は 進行性ですので これより良くはならず 段々 進んできます。薬は飲んではいるんですけど この薬 20年前にこの病気に効く(但し進行を遅らす薬で完治のための薬ではない)と出た薬です。 あのTVの番組でありました『一つ粒の涙』のあやちゃん と同じ小脳萎縮 (厳密にはチョット違うけど?)です。だけど あの時期にはまだこの薬さえなかった。 この数年後に出てきた薬なんですけど・・あやちゃんの時にこの薬があれば あやちゃんも もっと長生きできただろうなあ~。 と思いながら 妻の病気の進行を少しでもおさえながら 頑張っていれば ヒョットしたら 良い薬が出るかも??と期待!!(病院の先生 曰く「この病気の薬 世界的に研究はされてるんだけど なかなか 効く という薬は出てない 他の病気は研究は盛んなんだけど・この病気は残念ながら研究面 研究論文も少ない・・」とチョット悲観的
 でも 少しでも希望をもって 日々 明るく前向きに 元気 元気 笑いも交えながら暮らして行こう!!
 で いよいよ 自宅での介護生活が始まります。 先ず 入浴介護 週二回! ラッキー これで 暑くなるこれからの時期 少しでも清潔で居れる! 週二回でも 有難い! 先ず 一安心 ・・・

春彼岸 と 入浴

 三月はじめ 妻が起きられるようになった。もう自分で歩くのに何か?を持たないと歩けなかった。  寝室からリビングまで来るのに手すり(先住職のため簡単なものを付けていた)を持ち用心深く来ました。それから 妻は「お風呂に入りたい!」と言いました。そう云えば 倒れる前に入ったんでしょうから 三日 入ってないんです。 倒れる前は一人で風呂に入っていたのですけど・・(よく聞いてみたら 手に力が入らないので 入って温まって上がっていたそうです)という事なら 身体を洗わなくなって何日になるのだろう? ともかく 早い時期に入らせてやりたい! 取り敢えず カーテンを閉め 洗面器にお湯を貯めタオルを絞りながらザーッと全身を拭いてやりました。その後 タオルを絞って渡し「あと 出来る所は出来る範囲内で自分で・・」と妻本人に最後は任せました。そして しばらく自分で拭いておりましたが・・その内・スッキリした。と言って終えました。 今から夏に入ってくるんだから 入浴の件 どうにか?しないといけない!と思い 早速 介護事務所に電話をかけて事情を説明!(この時点では介護認定を受けていなかった) 色々な説明を受けましたが余り解からず ただ 「はい・はい」の生返事!! だけど 介護認定を得られるという予定で一日でも早く 自宅入浴の介護を・・・とお願いしてその日は終わりました。 結局 約一週間の後には入浴介護に来てくれるようになりました。 良かった 良かった。。
 と一安心する間もなく春彼岸がまもなく始まりますのでその準備に取り掛からないと・・檀信徒様に春彼岸の行事予定の案内 春彼岸を迎えるためお寺自体のお掃除!本堂の設えと塔婆等の準備・・毎年のことながらバタバタ  
又 今年は主夫業も加わり もう頭の中はヒッチャカメッチャカ(*!*)

引っ越し

二月末 妻は愛犬の散歩中 倒れました。 頭を打っていないか? 用心のため 救急車にて病院へ   レントゲン検査の結果 異常なし で ホッ!  帰宅してから妻は眠たいと言って 直ぐにベットに行き 寝てしましました。それから三日間 トイレ 食事以外 寝ていました。 チョット心配でしたが 病院に行き検査をして大丈夫だったので そのまま寝かせておきました。
 倒れた日は お寺の行事最中の時でバタバタ  次の日 我々夫婦の引っ越しの日(妻の病気介護の為 息子夫婦にお寺を譲って隠居の予定を前々より決めていました)その翌日 庫裏の大掃除(全ての部屋 窓ガラス お風呂 トイレ台所等々 業者さんにお願いして徹底的に) その翌日 息子夫婦の引っ越し日 この引っ越しをお手伝いしながら 私たち夫婦の引っ越しした隠居用の家の掃除片付け!!
 もう 何がなんやら*** 頭の中がゴッチャッゴチャ**
この合間に 主夫でもある私は お食事準備 片付け  もう 食事はコンビニ スーパー ほっか弁 の出来合い・・ 便利が良いね!! 関西に居たときは由緒寺院に住職していたんだけど 町まで車で30分こんな山の中でお店は下の道端に一軒の雑貨屋のみ このお店 よくよく確認して買わないと賞味期限切れの商品が多くて! このお店のお蔭で少々期限切れでも美味しく食べられるようになりました。、、、
 このような バタバタの引っ越しでした。 まだまだ 我が家は片付いていません。冬物と夏物がごちゃごちゃ  ゴチャゴチャの中での介護の始まりで~す